VSCodeを使った環境構築#

エディタであるVSCodeを用いて実験で用いる開発環境を整えます.公式のダウンロードページからPCにVSCodeをダウンロードしてください.

各種設定#

VSCodeの日本語化を行います.英語のまま利用しても構いません.

VSCodeの左に表示されているバーからExtensionsを選択してください.検索ボックスにJapanese Language Packを記入,該当するものを選択し,installを押してください

他にも便利な拡張機能はいくつもあるので,好みの拡張機能をインストールしてください.以下の表は便利な拡張機能の一部です.

Table 2 vscode 便利な拡張機能#

拡張機能名

用途

Remote SSH

SSHサーバが稼働しているマシン上のファイルやフォルダをVSCodeで操作可能になります

各言語の統合パック

それぞれ言語名で検索すると見つかると思います.デバック機能,フォーマット機能,解析機能などを提供しているため入れておいて損はないでしょう

indent-rainbow

インデントを見やすくしてくれます

Remote-SSHの導入#

Remote-sshを導入することによりSSHサーバが稼働しているマシン上のファイルやフォルダをVSCodeで操作することが可能になります.

VSCodeの左に表示されているバーから,Extensionsを選択してください.検索ボックスに Remote-SSHを入力,該当するものを選択してinstallを押してください.

vscode_ssh1.jpg

インストールが終わると左バーに新しいアイコンが追加されていると思います.選択して,画像右上に表示されているようなプラスマークを押してください.

vscode_ssh2.jpg

ウインドウ上部に入力欄が出てくると思います.ssh pi@{RaspberrPiのIPアドレス}を入力,Enterしてください.

vscode_ssh3.jpg

SSHに用いる設定ファイルを聞かれます.画像では一番上の選択肢,ユーザのホームディレクトリ\.ssh\configを選択しています.

vscode_ssh4.jpg

先程選択した左バーのRemote-SSHのアイコンを再度見て,接続先IPの選択肢を選択してください.パスワード入力を求められますのでpiユーザに設定したパスワードを入力してください.

vscode_ssh5.jpg

少々時間がかかりますが,下記のような画面になったら設定終了です.操作したいファイル,フォルダを選択してください.

vscode_ssh6.jpg